(2015年10月1日施行)概要【上海

上海市では2015年6月18日に《上海市集団契約条例》修正案が正式決定され、2015年10月1日より施行されました。主要な修正点は下記です。
賃金集団契約内容に関する条項の整備
 賃金分配、賃金調整、賞与手当分配等の内容の増加と併せて、賃金集団協議の参考要素が具体的に
 列挙されました。
 ●企業労働生産率・経済効率 ●企業前年度賃金総額・平均賃金 ●企業および業界人件費水準
 ●全市および業界の平均賃金水準 ●昇給ガイドライン ●最低賃金 ●CPI ●その他関連要素
集団契約に応じない企業、締結引延し企業は、市公共信用情報プラットフォームに公開する。
③上級労働組合の役割増強:上級労働組合の観察員派遣、協議代表の派遣
④労使双方の禁止事項の明示:双方の暴力行為、労働阻止/放棄、情報の非公開、生産阻害 等
⑤一定条件のもとにおける、業界性労働組合の支援、地域性集団契約の規定化。
⑥第三者(労働者側:上級労働組合、使用者側:企業代表)による協調処理の規定化。
⑦契約期間:集団契約期間 一般的に1~3年、賃金集団契約 一般的に1年と明示。

NAVI
全国総労働組合(全国総工会)からの組織的な指導もあり、町(街道)、開発区等の労働組合管理組織による地域企業への締結指導が強化されています。賃金制度、人事評価制度に基づいた合理的な報酬管理体制の構築と、民主プロセスの実行、納得性の高い制度運用が益々重要となっています。

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