法定社会保険の個人負担部分は、失業保険を除き、それぞれの個人口座へ積み立てられ、企業負担の一部も個人口座へ繰入れられます。
上海市の場合、社会保険住宅積立を総計した法定福利納付比率59.5%のうち、個人口座に繰入れられる比率は27%(+医療保険個人口座繰入額)となります。
養老保険の仕組み:R2.6.1.1.8
医療保険の仕組み: R2.6.1.1.9
法定福利費の個人口座繰入分と社会共同負担分:上海市
2.6.1.1.19_0

NAVI
中国では社会保険基数上限が毎年引き上げられることから、手取り賃金保障でない場合、昇給時には、社会保険基数の上昇に伴う手取り賃金の減少、見た目の昇給率と実質昇給率の差異に関して、従業員は敏感に反応します。
しかしながら、社会保険住宅積立同様、使用用途は限定されるものの、個人口座に繰り込まれるものであり、経営側は仕組みを理解、説明することが必要と思われます。
下記は近年の社会保険基数上限上昇に伴う社会保険個人負担の負担増額【上海市】です。

上海市 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年
社会保険納付上限額の前年比増加額 231元 216元 148元 178元 235元 190元 180元
社会保険基数上限値に占める

個人負担増加額の比率

2.7% 2.2% 1.4% 1.5% 1.8% 1.3% 1.2%

 

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