上海市住宅積立金制度の変更
住宅積立金は住宅の私有制度への転換期に、まず上海市で「上海市住宅制度改革実施法案」(1991年)が施行され、
中国全土の社会保障として確立されたものです。
住宅積立金制度:https://cochicon.com/366.html

上海市住宅積立制度変更点】
上海市公績金管理センター“放管服”(サービス管理の簡素化)改革要求による、ビジネス環境改善実施法案》
(2018.3.18 住宅積立金管理センター通達)により、下記の主要変更が実施されます。

併せて、本年は従来より前倒しで4月より2018年積立金改定申請の受付を開始しています(適用は7月分より)。
また、2019年より社会保険基数改定と同時期に改定するとされています。
その他、ローン審査期間の短縮、口座開設・届け出変更時の手続き簡素化等が改善されるとしています。

~2018年6月 2018年7月~
本人負担 企業負担 本人負担 企業負担
基数 本人前年度平均賃金
基本住宅積立納付率 7% 7% 5~7% 5~7%
補充住宅積立納付率 1~5% 1~5% 1~5% 1~5%
基本積立納付額上限 前年度市平均賃金×300%×14%
2,732元/月 2,996元/月
基本積立納付額下限 前年度最低賃金×14%
306元/月 322元/月

NAVI
2016年4月13日の国務院常務会議にて、企業負担軽減、企業活力増強、就業・労働者現金収入の増加促進のため 、社会保障納付額の軽減を図るという決議にしたがい、各地で社会保険納付率引下げ、住宅積住納付率上限の12%への引下げ(全国共通)が実施されてきました。
上海市住宅積立金納付率は、既に国務院決定を下回る納付率でしたが、今回の通達は『企業コストを引下げ、ビジネス環境を改善する任務の一つ』とされています。

NAVI
上海市住宅積立金納付率変更は、現在の7%から1%を最小単位として引下げ、5%を最低納率とします。引下げ申請条件は「2年連続赤字」または「従業員の平均賃金が市平均賃金の60%を上回らない」こととされています。これらの条件を満たすとともに、従業員に告知・意見収集・公示の民主プロセスを実施しなければならないとされています。
各地の平均賃金https://cochicon.com/324.html