徒歩通勤中に路上で滑って転倒し負傷した場合、労災となるか?

案件概要
丁さんは某ガス会社の従業員である。2016年1月21日午前7時頃に、丁さんは通勤途中に、路面凍結により、歩行している際に、滑って転倒し負傷したが、病院の判断は「右大腿骨粉砕性骨折」だった。

2017年1月4日、丁さんは人力資源社会保障局(以下、人社局という)に労災認定を申請したが、人社局は丁さんの事故による負傷は、「労災保険条例」第14条第(6)項の規定に合致せず、労災認定範囲に該当せず、労災不認定決定書を発行した。

丁さんは不服を申し立て、2017年4月25日に裁判所に訴訟を提起した。

争議焦点
丁さんは、次の通り主張した。「通勤途中に、路面凍結により、運悪く滑って転倒して負傷したが、「最高人民法院の労災保険行政案件審理についての若干問題の規定」を参照し、合理的なルート及び時間内で、勤務地と配偶者、子女、父母の居住地の往復の通勤中に負傷した場合は、労災と認定されるべきである。」

人社局の答弁では、次の通り主張した。「丁さんの主張している、歩行中に路面凍結により滑って転倒して負傷したことについて、状況を確認した事実により裏付けを取り、負傷は主には自身の原因によるものであり、労災の認定とは質的な区別があり、業務による負傷ではないと見なす。」

裁判所は審理により、次の通り主張した。「丁さんが通勤途中に路面凍結により、自らの不注意で転倒したが、この意外な事件自体から考察すると、路面状況、天候状況、走行速度、走行姿勢、転倒した際の部位と関係しており、丁さん本人が会社の従業員に該当するか、通勤途中だったかは、直接的な関係はなく、丁さんに業務があったからと言って、如何なる傷害も労災と認定可能である、と推定することはできない。」

丁さんが通勤途中に路面凍結により滑って転倒し負傷したことの結果に関する責任について、人社局が丁さんの労災認定申請を受理した後、法に基づき丁さんの資料について審査し、法定の順序に基づき丁さんに関連資料を送付したが、人社局は、丁さんが、「労災保険条例」第14条第(6)項の「通勤途中に、本人以外の者の主要な責任による交通事故、又は、公共交通、客船・フェリー、汽車事故により負傷した場合」との規定には合致しないことを以て、労災不認定決定書を発行した。当該行政行為の証拠は確実で、適用法規は正確で、法定の順序に合致しており、裁判所は支持する。丁さんは当該「労災不認定決定書」の取り下げを要求し、人社局に労災認定の再要求をしたが、裁判所は支持しなかった。よって、「中華人民共和国行政訴訟法」第69条の規定に基づき、「丁さんの訴訟請求を却下する」と判決を下した。

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労災保険条例」第14条第(6)項は、「通勤途中に、本人以外の者の主要な責任による交通事故、又は、公共交通、客船・フェリー、汽車事故により負傷した場合に、労災と認定できる」と規定している。
上述の規定に基づき、労災の要素の一つは「交通事故」であると認定した。
「交通事故」とは、「道路交通安全法」第119条に規定する「車両の路上での過失又は意外な事態により発生した人身傷害死亡事件又は財産損実事件」を指す。「車両」とは、自動車又は軽車両のことを指し、「道路」とは、公的道路、 街中の道路、会社の管轄範囲内だが、一般車両が通行を許可されている場所を指す。(広場、公共駐車場等、公衆の通行のための場所を含む)
本案件において、丁さんは、通勤途中に発生した傷害ではあるが、歩行の際に路上で滑って転倒して負傷したため、交通事故には該当せず、労災と認定することはできない。

 
 

走路上班途中因路滑摔伤算工伤吗?

案情简介
小丁是某煤业公司员工。2016年1月21日早上7时左右,小丁在去公司上班途中,因路面结冰步行滑倒而受伤,经医院诊断为:右股骨粉碎性骨折。

2017年1月4日,小丁向人社局申请工伤认定,人社局认为小丁的事故伤害,不符合《工伤保险条例》第十四条第(六)项的规定,不属于工伤认定范围,作出不予认定工伤决定书。

小丁不服,2017年4月25日向法院提起诉讼

争议焦点
小丁认为,我去上班路上因路上结冰不幸滑倒摔伤,参照《最高人民法院关于审理工伤保险行政案件若干问题的规定》,在合理路线、合理时间内往返于工作地与配偶、子女、父母居住地的上下班途中受到伤害应认定为工伤
人社局答辩认为,小丁讲的是在步行时候因路上结冰滑倒受伤,印证了所核实的事实,受伤主要是自身原因造成的,与工伤的认定有质的区别,不是因工作原因导致的受伤。

法院经审理认为,小丁在上班途中因路面结冰,自己不慎滑倒而摔伤,从这一意外事件本身来看,与路面状况、天气情况、行进速度、行走姿态、摔倒部位有关,而与小丁本人是否属于单位职工以及是否属于上下班途中没有直接关系,不能因为小丁有工作而推定任何的伤害结果都可认定为工伤

小丁应该对自己走路摔倒而受伤的后果负责,人社局在受理小丁的工伤认定申请后,依法对小丁的材料进行了审查,并依程序向小丁送达了有关材料,人社局以小丁不符合《工伤保险条例》第十四条第(六)项“在上下班途中,受到非本人主要责任的交通事故或者城市轨道交通、客运轮渡、火车事故伤害的”规定,作出了不予认定工伤决定书。该行政行为证据确凿,适用法规正确,符合法定程序,本院应予支持。小丁要求撤销该《不予认定工伤决定书》并要求人社局重新认定为工伤的诉求,本院不予支持。基此,依照《中华人民共和国行政诉讼法》第六十九条的规定,判决如下:驳回小丁的诉讼请求。

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工伤保险条例》第十四条第(六)项规定,在上下班途中,受到非本人主要责任的交通事故或者城市轨道交通、客运轮渡、火车事故伤害的,可认定为工伤
根据上述规定,认定为工伤的要素之一是“交通事故”。
“交通事故”是指《道路交通安全法》第一百一十九条规定的车辆在道路上因过错或者意外造成的人身伤亡或者财产损失事件。“车辆”是指机动车和非机动车;“道路”是指公路、城市道路和虽在单位管辖范固但允许社会机动车通行的地方,包括广场、公共停车场等用于公众通行的场所。
本案中小丁虽然是上下班途中导致的伤害,但因是走路时因路滑摔伤,不属交通事故,因此不能认定为工伤