賞与に対する所得税課税方法は、05年1月に、国家税務総局より「年間1回性賞与等の個人所得税計算・徴収方法の問題に関する通知」が公布され、課税方法が明確になっています。賞与は一納税年度に1回に限り、賞与額の1/12の金額に対する適用税率および速算控除額の適用が認められています。
賞与に対する所得税額の計算方法
① 当該月の給与所得額が基礎控除額(中国籍の場合は3,500元)より多い場合
賞与に対する個人所得税額=賞与額×適用税率ー速算控除額
② 当該月の給与所得額が基礎控除額(中国籍の場合は3,500元)より少ない場合
賞与に対する個人所得税額=(賞与額-基礎控除額残*1)×適用税率-速算控除額
*1: 給与額が3,000元の場合(3,500-3,000=)500元

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日系企業に多い、年間賞与=夏季賞与+年末賞与(一般的に春節前支給)の場合は、年末賞与の額の方が高い事が多いため、通常は夏季賞与には賞与課税計算方式を使用せず、年末賞与に賞与課税計算方式を使用しています。賞与課税の適用税率が賞与額の1/12と設定されている根拠は年1回の賞与支給を想定したものであり、中国では年1回の賞与支給が一般的です。
年1回の賞与支給は2回の場合と比較して、所得税額の軽減にもなります。

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給与額をネット(手取り給与)で契約した場合、所得税負担は企業となり、従業員にとっては、賞与回数が1回でも2回でも影響はありませんが、企業側にとっては年1回の賞与支給は節税となります。

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