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『女性従業員労働保護特別規定』は2012年4月18日国務院第200回常務会議を通過し、ここに公布し、公布日から実施される。 《女职工劳动保护特别规定》已经2012年4月18日国务院第200次常务会议通过,现予公布,自公布之日起施行。
第1条

労働中に生理的特徴により女性従業員に生ずる特殊な困難を減少させ、解決し、女性従業員の健康を保護するため、本規定を制定する。

第一条

为了减少和解决女职工在劳动中因生理特点造成的特殊困难,保护女职工健康,制定本规定。

第2条

中華人民共和国国内の国家機関、企業、事業単位、社会団体、個人経済組織その他の社会組織等の雇用単位及びその女性従業員に対して本規定を適用する。

第二条

中华人民共和国境内的国家机关、企业、事业单位、社会团体、个体经济组织以及其他社会组织等用人单位及其女职工,适用本规定。

第3条

雇用単位は、女性従業員の労働保護を強化し、措置を講じて女性従業員の労働安全衛生条件を改善し、女性従業員に対し労働安全衛生知識の養成訓練を行わなければならない。

第三条

用人单位应当加强女职工劳动保护,采取措施改善女职工劳动安全卫生条件,对女职工进行劳动安全卫生知识培训。

第4条

雇用単位は、女性従業員による従事が禁忌とされる労働範囲に係る規定を遵守しなければならない。雇用単位は、女性従業員による従事が禁忌とされる労働範囲に属する当該単位の職位を書面により女性従業員に告知しなければならない。

女性従業員による従事が禁忌とされる労働範囲は、本規定の付録に列挙する。国務院の安全生産監督管理部門は、国務院の人力資源社会保障行政部門及び国務院の衛生行政部門と共に、経済・社会の発展状況に基づき、女性従業員による従事が禁忌とされる労働範囲について調整を行う。

第四条

用人单位应当遵守女职工禁忌从事的劳动范围的规定。用人单位应当将本单位属于女职工禁忌从事的劳动范围的岗位书面告知女职工。

 

女职工禁忌从事的劳动范围由本规定附录列示。国务院安全生产监督管理部门会同国务院人力资源社会保障行政部门、国务院卫生行政部门根据经济社会发展情况,对女职工禁忌从事的劳动范围进行调整。

第5条

雇用単位は、女性従業員の妊娠、出産又は授乳によりその賃金を引き下げてはならず、当該女性従業員を解雇したり、当該女性従業員との労働契約、あるいは雇用契約を解除してはならない。

第五条

用人单位不得因女职工怀孕、生育、哺乳降低其工资、予以辞退、与其解除劳动或者聘用合同。

 

第6条

女性従業員が妊娠期間中において元の労働に適応することができない場合には、 雇用単位は、医療機関の証明に基づき、労働量を軽減する、あるいはその他の適応可能な労働を手配しなければならない。

妊娠7か月以上の女性従業員に対して、雇用単位は、労働時間の延長、あるいは夜勤労働の手配をしてはならず、かつ、労働時間内に一定の休憩時間を設けなければならない。

妊娠中の女性従業員が労働時間内に産前検査を受ける場合には、所要時間は労働時間に算入する。

第六条

女职工在孕期不能适应原劳动的,用人单位应当根据医疗机构的证明,予以减轻劳动量或者安排其他能够适应的劳动。

对怀孕7个月以上的女职工,用人单位不得延长劳动时间或者安排夜班劳动,并应当在劳动时间内安排一定的休息时间。

 

怀孕女职工在劳动时间内进行产前检查,所需时间计入劳动时间

第7条

女性従業員は、出産する場合には、98日の出産休暇を享受し、そのうち産前に15日の休暇を享受することができる。難産の場合には、出産休暇を15日追加する。多胎児出産の場合には、出産した嬰児の数が1人増えるごとに出産休暇を15日ずつ追加する。

女性従業員が妊娠4か月未満で流産した場合には15日の出産休暇を享受し、妊娠4か月経過後に流産した場合には42日の出産休暇を享受する。

第七条

女职工生育享受98天产假,其中产前可以休假15天;难产的,增加产假15天;生育多胞胎的,每多生育1个婴儿,增加产假15天。

 

女职工怀孕未满4个月流产的,享受15天产假;怀孕满4个月流产的,享受42天产假

第8条

女性従業員の出産休暇期間中における出産手当は、既に生育保険に加入している 者については雇用単位の前年度における従業員の月平均賃金の基準に従って生育保険基金が支払い、生育保険に加入していない者については女性従業員の出産休暇前の賃金の基準に従って雇用単位が支払う。

女性従業員の出産又は流産に係る医療費用は、生育保険に定められる項目及び基準に従い、既に生育保険に加入している者については生育保険基金が支払い、生育保険に加入していない者については雇用単位が支払う。

第八条

女职工产假期间的生育津贴,对已经参加生育保险的,按照用人单位上年度职工月平均工资的标准由生育保险基金支付;对未参加生育保险的,按照女职工产假工资的标准由用人单位支付。

女职工生育或者流产的医疗费用,按照生育保险规定的项目和标准,对已经参加生育保险的,由生育保险基金支付;对未参加生育保险的,由用人单位支付。

第9条

1歳未満の子に授乳する女性従業員に対して、雇用単位は労働時間の延長、あるいは夜勤労働の手配をしてはならない。

雇用単位は、毎日の労働時間内に授乳期間中の女性従業員のために1時間の授乳時間を設けなければならず、女性従業員が多胎児出産した場合には、授乳する子の数が 1人増えるごとに授乳時間を毎日1時間ずつ追加する。

第九条

对哺乳未满1周岁婴儿的女职工,用人单位不得延长劳动时间或者安排夜班劳动。

用人单位应当在每天的劳动时间内为哺乳期女职工安排1小时哺乳时间;女职工生育多胞胎的,每多哺乳1个婴儿每天增加1小时哺乳时间。

 

 

第10条

女性従業員が比較的多い雇用単位は、女性従業員の必要に応じて、女性従業員の衛生室、妊婦休憩室及び授乳室等の施設を設置し、女性従業員の生理衛生及び授乳に おける困難を適切に解決しなければならない。

第十条

女职工比较多的用人单位应当根据女职工的需要,建立女职工卫生室、孕妇休息室、哺乳室等设施,妥善解决女职工在生理卫生、哺乳方面的困难。

 

第11条

労働場所において、雇用単位は、女性従業員に対するセクシュアルハラスメントを予防及び制止しなければならない。

第十一条

在劳动场所,用人单位应当预防和制止对女职工的性骚扰。

第12条

県級以上の人民政府人力資源社会保障行政部門及び安全生産監督管理部門は、 各自の職責に従って、雇用単位による本規定の遵守状況について監督・検査を行うことに責任を負う。

労働組合及び婦女組織は、法により雇用単位による本規定の遵守状況について監督を行う。

第十二条

县级以上人民政府人力资源社会保障行政部门、安全生产监督管理部门按照各自职责负责对用人单位遵守本规定的情况进行监督检查。

 

工会、妇女组织依法对用人单位遵守本规定的情况进行监督。

第13条

雇用単位が本規定第6条第2項、第7条又は第9条第1項の規定に違反した場 合には、県級以上の人民政府人力資源社会保障行政部門が期限を設けて是正するよう命じ、侵害された女性従業員1人につき1000元以上5000元以下の基準に従い計算して罰金を科する。

雇用単位が本規定付録第一条又は第二条の規定に違反した場合には、県級以上の人民政府安全生産監督管理部門が期限を設けて是正するよう命じ、侵害された女性従業員1人につき1000元以上5000元以下の基準に従い計算して罰金を科する。雇用単位が本規定付録第三条又は第四条の規定に違反した場合には、県級以上の人民政府安全生産監督管理部門が期限を設けて整備するよう命じ、5万元以上30 万元以下の罰金を科し、情状が重大な場合には、関係する作業を停止するよう命じる、又は国務院の定める権限に従い閉鎖を命ずるよう関係する人民政府に要請する。

第十三条

用人单位违反本规定第六条第二款、第七条、第九条第一款规定的,由县级以上人民政府人力资源社会保障行政部门责令限期改正,按照受侵害女职工每人1000元以上5000元以下的标准计算,处以罚款。

用人单位违反本规定附录第一条、第二条规定的,由县级以上人民政府安全生产监督管理部门责令限期改正,按照受侵害女职工每人1000元以上5000元以下的标准计算,处以罚款。用人单位违反本规定附录第三条、第四条规定的,由县级以上人民政府安全生产监督管理部门责令限期治理,处5万元以上30万元以下的罚款;情节严重的,责令停止有关作业,或者提请有关人民政府按照国务院规定的权限责令关闭。

 

第14条

雇用単位が本規定に違反し、女性従業員の合法権益を侵害した場合には、女性従業員は、法により苦情を申し立て、通報し、提訴することができる、あるいは法により労働人事紛争調停仲裁機構に対し調停・仲裁を申し立てることができる。仲裁判断に対し不服がある場合には、法により人民法院に対し訴訟を提起することができる。

第十四条

用人单位违反本规定,侵害女职工合法权益的,女职工可以依法投诉、举报、申诉,依法向劳动人事争议调解仲裁机构申请调解仲裁,对仲裁裁决不服的,依法向人民法院提起诉讼。

 

第15条

雇用単位が本規定に違反し、女性従業員の合法権益を侵害し、女性従業員に損害をもたらした場合には、法により賠償を行う。雇用単位及びその直接に責任を負う主管者その他の直接責任者が犯罪を構成する場合には、法により刑事責任を追及する。

第十五条

用人单位违反本规定,侵害女职工合法权益,造成女职工损害的,依法给予赔偿;用人单位及其直接负责的主管人员和其他直接责任人员构成犯罪的,依法追究刑事责任。

 

第16条

本規定は、公布日から施行する。1988年7月21日に国務院が公布した「女性従業員労働保護規定」は同時に廃止する。

第十六条

本规定自公布之日起施行。1988年7月21日国务院发布的《女职工劳动保护规定》同时废止。

付録:

女性従業員による従事が禁忌とされる労働範囲

附录:

女职工禁忌从事的劳动范围

一、女性従業員による従事が禁忌とされる労働範囲

(一) 鉱山の坑内作業

(二) 肉体労働強度等級区分基準に定める第4級の肉体労働強度の作業

(三) 1時間あたりの重量物取扱い回数が 6回以上で、1回あたりの取扱い重量が 20キログラムを超える作業又は断続的な重量物取扱いで、1回あたりの取扱い重量が25キログラムを超える作業。

 

一、女职工禁忌从事的劳动范围:

(一)矿山井下作业;

(二)体力劳动强度分级标准中规定的第四级体力劳动强度的作业;

(三)每小时负重6次以上、每次负重超过20公斤的作业,或者间断负重、每次负重超过25公斤的作业。

 

 

二、女性従業員が生理期間中において従事することが禁忌とされる労働範囲

(一) 冷水作業等級区分基準に定める第2級、第3級及び第4級の冷水作業。

(二) 低温作業等級区分基準に定める第2級、第3級及び第4級の低温作業。

(三) 肉体労働強度等級区分基準に定める第3級及び第4級の肉体労働強度の作業。

(四) 高所作業強度等級区分基準に定める第3級及び第4級の高所作業。

二、女职工在经期禁忌从事的劳动范围:

(一)冷水作业分级标准中规定的第二级、第三级、第四级冷水作业;

(二)低温作业分级标准中规定的第二级、第三级、第四级低温作业;

(三)体力劳动强度分级标准中规定的第三级、第四级体力劳动强度的作业;

(四)高处作业分级标准中规定的第三级、第四级高处作业。

三、女性従業員が妊娠期間中において従事することが禁忌とされる労働範囲

(一) 作業場所の空気中の鉛及びその化合物、水銀及びその化合物、ベンゼン、カドミウム、ベリリウム、砒素、シアン化物、窒素酸化物、一酸化炭素、二硫化炭素、 塩素、カプロラクタム、クロロプレン、クロロエチレン、エチレンオキシド、アニリン並びにホルムアルデヒド等の有毒物質の濃度が国の職業衛生基準を超える作業

(二) 抗がん剤及びジエチルスチルベストロールの生産に従事し、麻酔薬のガス等に接触する作業

(三) 非密封線源放射性物質の操作並びに原子力事故及び放射線事故の応急措置

(四) 高所作業等級区分基準に定める高所作業

(五)冷水作業等級区分基準に定める冷水作業

(六)低温作業等級区分基準に定める低温作業

(七) 高温作業等級区分基準に定める第3級及び第4級の作業

(八) 騒音作業等級区分基準に定める第3級及び第4級の作業

(九) 肉体労働強度等級区分基準に定める第3級及び第4級の肉体労働強度の作業

(十) 密閉空間若しくは高圧室での作業、潜水作業、激しい振動を伴う作業、又は頻繁 に腰を屈め、高所に登り、若しくはしゃがむ必要のある作業

三、女职工在孕期禁忌从事的劳动范围:

(一)作业场所空气中铅及其化合物、汞及其化合物、苯、镉、铍、砷、氰化物、氮氧化物、一氧化碳、二硫化碳、氯、己内酰胺、氯丁二烯、氯乙烯、环氧乙烷、苯胺、甲醛等有毒物质浓度超过国家职业卫生标准的作业;

(二)从事抗癌药物、己烯雌酚生产,接触麻醉剂气体等的作业;

(三)非密封源放射性物质的操作,核事故与放射事故的应急处置;

(四)高处作业分级标准中规定的高处作业;

(五)冷水作业分级标准中规定的冷水作业;

(六)低温作业分级标准中规定的低温作业;

(七)高温作业分级标准中规定的第三级、第四级的作业;

(八)噪声作业分级标准中规定的第三级、第四级的作业;

(九)体力劳动强度分级标准中规定的第三级、第四级体力劳动强度的作业;

(十)在密闭空间、高压室作业或者潜水作业,伴有强烈振动的作业,或者需要频繁弯腰、攀高、下蹲的作业。

 

四、女性従業員が授乳期間中において従事することが禁忌とされる労働範囲

(一) 妊娠期間中において従事することが禁忌とされる労働範囲の第一項、第三項及び第九項

(二) 作業場所の空気中のマンガン、フッ素、臭素、メタノール、有機リン化合物及び有機塩素化合物等の有毒物質の濃度が国の職業衛生基準を超える作業

四、女职工在哺乳期禁忌从事的劳动范围:

(一)孕期禁忌从事的劳动范围的第一项、第三项、第九项;

(二)作业场所空气中锰、氟、溴、甲醇、有机磷化合物、有机氯化合物等有毒物质浓度超过国家职业卫生标准的作业。