入社員の入社時には労働契約の締結、社会保険手続き等、手続き期限が規定されている業務と、労力とコストをかけて採用した人材に良いスタートを切ってもらうと同時に万が一の労働契約解除を考慮した業務があります。
入社時の人事業務の留意点
① 労働契約の締結
   労働関係発生から1ヶ月以内の書面による労働契約の締結。(労働契約法第10条) Navi①
   *1ヶ月を超えて労働契約が締結されていない場合は労働者に対して2倍の賃金を支給しなくては
    ならないとされています。(労働契約法第82条)
② 社会保険住宅積立金手続き
   労働関係発生から30日以内に社会保険手続きを完了すること。申請が無い場合いは保険料は社会
   保険機構にて確定されます。(社会保険法) Navi②
③  就業規則の告知 
   *報酬規程、出張規程等を就業規則の附則規程としている場合は、規程類の内容を説明の上、就
    業規則と合わせて公知の証明を取得します。就業規則は労働契約の一部分とされています。
④ 就業規則に規定する従業員提出書類の収集 Navi③
⑤ 試用期間中の業務内容と求める業績(試用期間満了の判断基準)の書面による明示

NAVI①
労働契約は社会保障労働局発行の定型版の購入、利用、提出が必要な地域もありますので、期日の管理に余裕をもつ事が必要です。

NAVI②
上海では、毎月15日以前の入社の場合は当月の社会保険加入義務があり、16日以降の場合は当月の社会保険加入義務がありません。入社日決定の考慮事項での一つです。

NAVI③
入社時提出資料には、前職の離職証明書が含まれます。前職の離職手続きが完了していない場合は二重契約となり、新しく締結した労働契約は無効となりますので、注意が必要です。

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