●1年前(2015年6月)の潮流
労働契約法の規範化促進のためとして、《貫徹実施労働契約法若干規定》(意見公募稿)に関する議論が人力資源社会保障部労働関係処、調停仲裁処の主導により繰り広げられていました。労働契約法の運用上の課題の修正議論が主要議論であり、2回目固定契約満了時の企業側理由による終了不可等、労働者権益保護強化を図る条項も議論されてきました。
参考:《貫徹実施労働契約法若干規定》(意見公募稿)概要: https://cochicon.com/232.html

●現在議論の潮流
現行労働契約法は労働者保護に傾斜しており、適正企業権益確保への修正が必要とする意見が、景気悪化時期ほど弱者である労働者保護を強化すべきという意見を凌駕している状況です。
2.2.1.1-1

●議論の遡上に上っている修正案
無固定労働契約締結に関わる条項の見直し
2.2.1.1-2

・就労形態の多様化
2.2.1.1-3

労働契約未締結の罰則
2.2.1.1-4

服務契約、競業避止契約の期間拡大
服務契約https://cochicon.com/73.html
競業避止規定:https://cochicon.com/208.html
・適用範囲の修正
会社法の対象となる高級管理職を労働法の適用範囲から外す。

NAVI 今回の議論は、財務部高官の労働契約法への批判的な意見もあり、何某かの修正が実施される可能性が高いと言われています。大改修とするか部分改修とするか、労働契約法の適用範囲を一律とするか企業規模に応じて適用範囲を調整するかも議論されています。