労働災害以外の傷病の際の傷病休暇は医師の証明書の提出が付与条件とされ、法定医療休暇として取り扱われます。休暇の期間は「医療期間」として規定されており、地域により規程・運用が異なります。

傷病期間中は雇用契約は解除できず、規定(地域条例が多数)に従った賃金支給義務があります。

傷病休暇期間は連続6ヵ月以下の場合は在職中の累計傷病休暇日数に応じて賃金が規定されます。また連続6ヵ月以上の傷病休暇の場合は別途規定が設定される地域が多くみられます。

傷病休暇日数(医療期間)(上海市)】

在職年数(勤務先企業のみ) 医療休暇期間
初年度 3ヶ月
満1年増加毎 1ヶ月増加
最大 24ヶ月
NAVI
就業規則等に定めた申請書類(医療期間発行の傷病証明書、診断受付表、診断記録等)が提出され、傷病休暇申請がなされた場合は、代休、有休休暇に優先して付与しなくてはなりません。
ネットで傷病休暇証明が購入できる等、偽の傷病証明書による休暇申請が横行しています。また、医療期間も安易に傷病証明書を発行する傾向が有ります。
妊娠期の産休期間前に体調不良で休暇に入る女性従業員が長期傷病休暇扱いになるケースが多々見られますが、一人っ子政策廃止後の妊娠期の女性の長期休暇申請回避には傷病休暇付与制度の厳格化が必要です。
また、傷病期間中は雇用契約の解除は法律で禁止されているため、
・医療機関のレベルを特定する(2級甲以上等)
・会社指定医療期間での再診要請に応じなければならない 
等の会社規定を設け、会社の傷病休暇乱用リスク回避策を講じる必要があります。 

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