2016年、国家「十三五」計画概要は「長期的な介護保険制度を模索し、長期的な介護保険試験プロジェクトを展開する」と提起しました。6月、国家人社部事務局が正式に「人力資源社会保障部事務局による長期的介護保険制度試験プロジェクトに対する展開に関する指導意見」(人社庁発〔2016〕80号)を発行し、上海が全国で最初に長期的介護保険試験プロジェクトを展開する15都市の一つになることが明確にされました。国と人社部の要求に基づき、また「上海市年配者権益保障条例」の関連規定も踏まえて、上海市政府は「上海市長期的介護保険試験プロジェクト便法」(沪府発〔2016〕110号)を制作し発表しました。2017年1月から、徐滙、普陀、金山の三区から先行して長期的介護保険試験プロジェクトが展開されます。介護需要評価チームと介護サービスチームに対する育成を急ぎ、タイミングをみて全市内に拡大していきます。

  「上海市長期介護保険試験プロジェクト便法」には、60歳以上の職保退職者、或いは居保加入者の中で、本人が自発的に老年介護統一需要評価を申請し、介護需要等級が二級から六級までと評価された場合、指定の介護サービス施設により相応の介護サービスが提供され、規定に基づき介護費用が精算される、と明記されました。

  介護サービスは以下の三種類があります。
一、在宅介護サービス
 介護者が老人の家に行き介護サービスを提供する、或いは社区デイケアセンターなどで集中介護サービスを提供します。

二、養老施設介護サービス
 養老施設により施設内に住んでいる保険加入者に介護サービスを提供します。介護内容は40項目を超え、基本生活介護と常用臨床介護の二つが含まれます。これらは、自立して生活できない老人が早急に必要とするものであり、また、自宅や養老施設で提供しやすいサービスです。今後、長期介護保険基金の支払い能力が高まっていくにつれ、指定の介護サービス施設のサービス能力がより向上し、相応の介護サービス内容も引き続き増加し、長期間にわたり自立して生活できない保険加入者により良い介護保障を提供することができます

三、入院医療介護
 引き続き現行の基本医保制度の規定に基づき精算を執行します。即ち、従業員医保加入者は従業員医保規定に基づき執行し、住民医保加入者は住民医保規定に基づき執行します。

  長期介護保険試験プロジェクトが開始された後、統一需要評価申請、サービス内容、精算待遇、指定の介護サービス施設などに関する情報は、962218ホットラインにて問い合わせができます。上海市人力資源社会保障局のサイト(www.12333sh.gov.cn)、上海医保(www.shyb.gov.cn)及び上海市総合老人サービスプラットフォーム(www.shweilao.cn)にて検索することもできます。また、三つの先行試験区の政策問い合わせ電話962899(徐滙区)、52804754(普陀区)と57960021(金山区)に問い合わせることもできます。