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こんなタイトルですが、コチでそんな事例があった訳ではありません。(今のところですが。。。)
最近新聞に労務に関する質問が載せられていることがあり、今回のタイトルが、「仕事中に犬や猫に噛まれたら労災になるのか?」というものだったのです。

会社にペット?とまず思ったのですが、記事によれば最近では若い総経理がペット同伴での出勤を黙認するだけでなく、ペットをマスコットとするために積極的に連れてくるように呼びかけている会社もあるそうです。
当然ながら、支持するか、支持しないかという論争が起きていて、会社の雰囲気が良くなる、リラックスさせる効果がある、と賛同する人もいれば、皆がペットを好きなわけではなく、泣き声もあるのだから職場には適さないと反対する人もいます。
ペットを飼っている従業員にとっては嬉しい措置でしょうし、アニマルセラピーの効果も期待できるでしょうから、個人的には面白いアイデアだと思うのですが、色々な疑問もわいてきます。
その最たるものは、今回の新聞記事のタイトルでもある、もしペットに噛まれたら労災認定されるのか?というものでしょう。2014年に公布された労災に関する新しい規定で、通勤途中に買い物したら労災に認定されるのか?という問題が新聞をにぎわしたのは記憶に新しいですが、事件が発生したときに労災になるか否かというのは非常に中国人従業員にとって関心のあるポイントです。

ちなみに弁護士の本件に対するコメントは以下のようなものでした。
1. 勤務中に同僚が連れてきたペットに噛まれた。
労災に認定される。

2. 勤務中に自分が連れてきたペットに噛まれた。
労災に認定される。

3. 休憩中にペットと遊んでいて、噛まれた。
労災に認定されない。(休憩中なので業務理由での発生でない)

4. トイレ、食堂、給湯室に行ったときに、ペットに噛まれた。
労災に認定される。

5. 出退勤中にペットに噛まれた。
労災に認定されない。

いかがでしょうか?
これまでに、このようなケースを想定した就業規則はあまり見たことがありませんが、今後はペット同伴出勤の不可等の記載も必要になったりするのかと思いました。

本件に限らず、こんなケースは労災に認定されるのか?という疑問があればいつでもコチにお問い合わせください。コチのコンサルタントが回答させていただきます。

kikuchi-sq2edit by 菊池 円