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台湾で過ごす週末。
もう半袖が心地よい、春の台湾に行ってきました。上海からは2時間弱。市内にある松山空港だけでなく、桃園空港も市内までのMRTが開通して随分便利になりました。上海で生活されているみなさんなら、中国語での日常会話ができるので旅行中のコミュニケーションも快適。新幹線やバスの移動も上海に比べると随分日本的なので楽ですよー。

私は家族の関係で15年ぐらい前から台湾にはよく通っていますが、最近は随分とオシャレ度が上がっていて、また台湾流の中華日本折衷+台湾独自文化を組み合わせたデザインスポットも増えているなーと感じます。美術館や博物館とカフェやイベントスペースを組み合わせたような「文創園区」と名付けられたエリアが点在していて、ちょうど上海だと紅坊や1930みたいな感じです。今回は建設中の台北ドームの北側にある、松山文創園区に行ってみました。元々はタバコ工場だった跡地を文化施設にリノベーションした所で、デザインやアートに関する書籍や雑貨に親しめるだけでなく、ファッションやグルメの先端地区でもあり、また都市菜園があって夫婦で収穫に汗をながしたり、仕事帰りの女性二人が池のほとりで台湾のクラフトビールで乾杯していたりと、人のハブとなる新しい町づくりが進んでいます。

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そんな松山文創園区で、若い人がどんどん集まる場所があり、なんか面白いことやってるのかなと思いついて行くと、、、入り口の看板に見慣れた風景が、、、グローバルな上海で働こう!台湾資本の企業が上海で働く人材を広く募集するために就職博を開いていたのでした。中も大盛況。スタイルは日本の就職博と似ていて、各ブースで担当者が企業説明。志望が固まったら、エントリーシートをネットから取り出し、面接ブースでその場で面接という仕組み。話をする側も聴く側もすごい熱気。同じ言語圏に巨大なビジネスセンターがあるわけで、台湾の若者たちのチャレンジするぞという意気込みがガンガン伝わってきました。

翻って私たち、上海の持つ可能性やチャンスをどこまで感じて、どこまで熱く語れているでしょうかね。「こんなに面白い「上海」という世界都市が、東京からわずか3時間の所にあるんだよ」って、同じように若い世代に働きかけるような機会を、今ここにいる私たちが起点となって作っていきたいよな、と心を新たにした台湾の休日でした。

ina-sq-smalledit by 伊奈 悟