column22

去る清明節、台湾 屏東に旅行に行ってきました。
屏東は台湾南部にある第二の都市、高雄の隣の街で、台湾の原住民も多く生活している街です。
2009年に訪問して以来ですから、8年ぶりということになります。
時が過ぎるのは早いのを実感しつつ、友人たちと再会し、変わらない良さがあるのも感じました。

屏東では、高齢者の世話をしているフィリピンやベトナムのヘルパーさんの姿をよく見かけました。
台湾でも高齢化社会が進んでおり、若者たちは都会に出かけてしまっているため、
お年寄りのヘルパーは東南アジアからの労働者に頼っているようです。
多少の言葉の壁はありつつも、皆中国語を学習してきちんと世話をしてくれている、とのことでした。
人口は少ないとはいえ、複数の民族と共存している懐の深さを感じました。

最近では新台湾総統が大陸との距離を置く政策を進めており、台中関係に大きく影響を与えているとのことです。
大陸から台湾への旅行も少なくなっている、という報道でしたが、
実際には中国からの団体旅行客、特に内陸部からの旅行客がたくさんいました。
人口が多い中国、一部の人は行かなくなったとしても別の層がすぐに出現するんだな、という気がします。
また、台湾の方も「本当はうまくやっていきたいんのに政治家は勝手だ」とこぼしており、
政治と一般民衆の感覚には距離があるのを感じました。

今は比較的順調な日中関係、いつ政治的な理由でひびが入るかわかりません。
ただ、たとえ政治的関係が弱くなったとしても、
民間レベルでは強い関係を築けるよう、中国での事業をサポートしていきたいと思います。

iida-sq-smalledit by 飯田 拓也