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中国では今、春節を目前にした年越しの行事があり会社でも一番忙しい時期だと思います。
この時期、最大の関心事といえば、賞与昇給の査定、他には社員行事の忘年会等イベントが目白押しです。こうしたイベントが終われば春節の休暇に突入し全土の民族大移動となります。

以前、工場で就業規則の説明会を開催した時に、現場の班長より社員の福利として「田舎に帰省するチケットを会社でまとめて購入をしてほしい」という要望がありました。今、インターネットで汽車や飛行機のチケット購入は簡単にできるようになりましたが従業員の方は職場を離れることもできず、会社で代行できればありがたいということでした。会社で検討した結果、残念ながら却下となりました。半分が地方出身者でしたが、帰省の場所も交通手段もかなり違い総務の手配負荷が大きいということが理由です。
帰省ラッシュでのチケット入手が困難な状況を反映しているなあと強く実感しました。

さて私自身の失敗談を一つ。
数年前ですが、その年は大晦日まで通常出勤でした。私は早めに仕事を切り上げて夫の実家の南通に帰省する予定でした。南通まではバスで2時間程度。通常30分ごとに発車で予約なしで乗ることができます。さあ、張り切って帰ろうと急いで行くとバスのチケット売り場に行くと人がまばら。嫌な予感がします。売り場の人は店じまいをしていて「もう今日のバスはないよ。おしまい。この時間にバスを運転していたら家族と年夜飯(年越しの食事)を食べられないでしょ。」
なんと!食事どうしよう?冷蔵庫に何もない。とぼとぼ一人で地下鉄に乗って家に帰ると近所の仲良くしていた家族に遭遇。
1人で過ごすことに驚かれ、自宅に誘って頂き家族4世代の1年の思いを込めた温かく美味しい食事をいただきとても楽しい思い出の残る年越しとなりました。

春節は家族のつながりを1年に1回見直す時期。社員のみなさんに、同僚にどこでどのように過ごすのかを少し興味を持って聞いてみてはいかがでしょうか。仕事ではみえない別の顔が見えるかもしれません。こうした会話がきっかけで心が和むことを祈りつつ・・

8edited by 松村 扶美