15年ぶりの中国生活/奮闘記

初対面の人と挨拶をしてから、“李さんは何人?!”“中国語はどうしてこんなに下手?!”とよく聞かれます。そこから私の波乱万丈の人生紹介が始まりますが、簡潔に言えば、中学校時に中国から日本へ移り住み、2013年に中国へ帰国。そのため、中国語よりも日本語の方がしゃべり慣れています。

column-lulu

中国は15年ぶりの長期滞在で、国内の今の生活リズムについていけず、帰国直後から私の奮闘記が始まりました。タクシーの料金支払い時に“交通カード”ではなく“交通銀行カード”を運転手に差し出す。ガスや携帯が止まって、支払方法がわからない。中国語がうまく発音ができずマクドナルド(麦当労)を買えなかった。等
喜劇的な事は毎日のように起きていましたが、一番戸惑っていた事は“仕事”でした。帰国当初に勤めていた日系人事紹介会社に初出勤した日は台風(実は大雨程度)で、その時に会社のとあるマネジャが“今日台風にも拘らず、求職者AさんとBさんは約束通り面接に行ったので、このような真面目な求職者をしっかりfollowをしてください!”と社内でアナウンサーをされていました。それを聞いた時に、どんな天気であろうが社会人としての約束を守るのは当たり前と思っていた私にとってはとても衝撃的なアナウンサーでした。そしてCochiに入社してから人事労務関係の仕事に携わっている中で、私が日本で仕事をしていた会社の就業規則と労働契約書を見たことがあったか?日本でもこんなに従業員と会社の間でトラブルが起きていたのか?日本でも偽造傷病休暇を使っている人がいるのか?と私が日本にいた時の仕事環境と中国の違いに考え始まました。

両国の仕事に対しての考えや慣習で大きく異なる事がありますが、それぞれには一長一短があります。今後は自分の経験を活かして、日本(人)と中国(人)の間で考え方の“理解者”になれるように目指していきたいと思います。

 

5edited by 李 璐璐